ニュース
電子
作成日：2007年11月5日_記事番号：T00003558
ＴＳＭＣ、来年初めにも40ナノ生産
台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）は、９月から45ナノメートルプロセスによる量産体制を整えたのに続き、来年初めにも40ナノメートル低効率プロセスによる生産を開始する予定で、技術開発競争で聯華電子（ＵＭＣ）をややリードした。ＵＭＣも今月から南部科学工業園区の12Ａ工場で45ナノメートルプロセスによる生産を開始し、来年下期には同プロセスによる売り上げが全体の半分を占めると見込んでいる。５日付経済日報が伝えた。
両社はいずれも来年の設備投資を大幅に減らす見通しだが、先進技術の開発競争では依然としてしのぎを削っている。特にＴＳＭＣは45ナノメートルの量産を進めると同時に、32ナノメートルの技術開発を開始する構えだ。９月からクアルコム向けの量産を開始した45ナノメートルチップは、同社が来年から本格販売を開始するのに合わせ、売り上げに大きく貢献しそうだ。
