ニュース 家電 作成日:2012年2月23日_記事番号:T00035586
韓国の液晶テレビメーカー大手、サムスン電子とLGエレクトロニクスは、有機EL(OLED)テレビへの投資を拡大する一方、発光ダイオード(LED)をバックライトに採用した低価格機種でも攻勢をかけており、台湾メーカーは劣勢に立たされる見通しだ。23日付電子時報が伝えた。
サムスンは、4月に液晶パネル部門を経営分離し、新会社「サムスンディスプレイ(仮称)」を発足させる。その後は、OLEDパネルの技術を持つサムスン・モバイル・ディスプレイ(SMD)と連携して、OLEDテレビの開発を加速するとみられる。LGは白色OLEDでのコスト優位性を生かし、投資を拡大する意向だ。
LEDテレビでも、サムスンは3〜4月に中国、台湾市場向けに低価格機種を投入するとみられる。LGも同様に低価格機種の開拓を進める見通しだ。
業界関係者は「台湾と日本のメーカーが連携し、韓国メーカーに対抗しようとしているが、OLED分野では既に韓国メーカーに後れを取っており、技術と製品の成熟に伴い、韓国メーカーの地位はさらに高まる。低価格機種でも価格競争は避けらず、台湾メーカーは苦戦を強いられる」と分析した。
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