ニュース 電子 作成日:2012年2月23日_記事番号:T00035590
23日付経済日報によると、液晶パネル大手、友達光電(AUO)は、LGエレクトロニクスとビジオ(Vizio)から裸眼3D(3次元)映像対応液晶テレビ向け65インチパネルを受注したとの観測が出ている。AUOのほか、3D部品を供給する明基材料(BenQマテリアルズ)、大立高分子などにも業績への恩恵が見込まれる。観測に対しAUOは、「特定の顧客と受注についてはコメントしない」としている。
このほかAUOは、昨年12月に発売した東芝の55インチ裸眼3Dテレビ向けパネルも出荷していると伝えられている。市場では、AUOがLG・ビジオから合計10万枚、東芝から10万枚を受注し、3社合計の単月出荷量は1万~2万枚とみられている。業界関係者によると、AUOの3Dパネルの良品率は80%以上に達しているとされる。
3D対応パネルは単価が高く、粗利益率の大幅向上が見込めることから、AUOは同製品を業績好転の大きな原動力にしたい考えだ。彭双浪同社総経理は、3D製品の比重を昨年の7%から今年は20%まで高めるとしている。テレビ以外にノートパソコン(15.6インチ)、オールインワン(モニター一体型、AIO)PC(24インチ)向けも手がける。
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