ニュース 電子 作成日:2012年2月23日_記事番号:T00035592
電子ペーパー世界最大手、元太科技(イーインクホールディングス、EIH)が22日発表した2011年第4四半期の連結売上高は、前期比4%減、前年同期比8%増の104億9,000万台湾元(約285億円)だった。純利益は12億5,900万元だった。粗利益率が低い液晶パネルの出荷が増えたため、粗利益率は28.7%に低下した。通年では連結売上高が前年比53%増の384億3,000万元、純利益が同59%増の65億3,000万元で、いずれも過去最高となった。23日付工商時報などが報じた。
劉思誠同社董事長は今年の見通しについて、7割のシェアを占める米国電子ブックリーダー市場の成長が減速していることや、世界経済の先行きが不透明であることを挙げ、慎重な見方を示した。ただ、今年は第1四半期が谷底で、業績は四半期ごとに上向くとみている。
一方、同社は今年を技術開発の年と位置付けており、第4四半期にフレシキブルカラー電子ペーパーを供給するほか、ビジネス用電子ブックリーダーなどの開発にも取り組む。
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