ニュース 電子 作成日:2012年2月24日_記事番号:T00035616
台湾サムスン行動通訊部の杜偉昱総経理はこのほど、台湾における今年通年の携帯電話販売台数は、スマートフォン需要の高まりを受けて過去最高の800万台に達すると予測。そのうちスマートフォンが全体の7割を占めるとの見通しを示した。24日付電子時報が伝えた。
杜総経理はまた、台湾スマートフォン市場では米アップルの「iPhone」や宏達国際電子(HTC)、サムスンなどのハイエンド機種のほか、機能フォン(フィーチャーフォン)からの買い替えに手ごろな低価格機種の売れ行きも好調だと指摘。全体の割合は今年、1万5,000台湾元(約4万円)以上のハイエンド機種と1万元以下の低価格機種が各40%を占めるとみている。
携帯販売業者によると、各通信キャリアはミドル・ローエンドモデルのスマートフォン販売に注力することで、若年層へアピールし、機能フォンからの買い替えを促している。同モデルを販売するサムスン、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、中興通訊(ZTE)などのほか、HTCも同価格帯の機種を投入する予定で、今年の台湾スマートフォン市場では低価格機種競争が新たな火種となりそうだ。
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