ニュース 電子 作成日:2012年2月24日_記事番号:T00035620
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)の江柏風アナリストは23日、台湾の2012年プリント基板(PCB)生産額は前年比4.89%増の5,260億台湾元(約1兆4,300億円)に達するとの予測を示した。スマートフォン、タブレット型パソコン、超薄型軽量ノートPC「ウルトラブック」の販売好調に伴い、高密度多層(HDI)基板やフレキシブルプリント基板(FPC)需要が増加し、PCB産業全体の成長が見込めると説明した。24日付蘋果日報が伝えた。

江アナリストは、ノートPC市場におけるウルトラブック浸透率が今年は5.8%に拡大、タブレットPC出荷台数は前年比62.8%増、スマートフォンは携帯電話市場で主流となり第1四半期出荷台数は前期比11.5%増加すると予測している。
そのため、HDIを製造する▽健鼎科技(トリポッド・テクノロジー)▽欣興電子(ユニマイクロン)▽燿華電子(ユニテック・プリント・サーキット・ボード)▽華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)──や、FPCを製造する嘉聯益科技(キャリア・テクノロジー)、台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)などは今年、業界平均以上の業績成長が見込めると証券会社はみている。
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