ニュース その他分野 作成日:2012年2月29日_記事番号:T00035631
28日付旺報によると、中台交渉に詳しい台湾の政府高官はこのほど、台湾は海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の後続協議を馬英九総統の2期目の4年以内に調印するべきとの考えを明らかにした。今後、中国が経済力で米国を上回ると予測される中、今後10年のスパンで考えていては、交渉の余地が狭まるとの見方に基づいている。
同高官は、中国が世界最大の経済大国になれば米国に対して好戦的になるだけでなく、国際的な問題にも積極的に関与してくるとみており、その際は台湾も局外にはいられなくなると指摘する。
そうした中、韓国がアジア太平洋地域の主要国と自由貿易協定(FTA)の調印を急いでいる。残すは中国だけの状況で、中韓FTA交渉はそう遠くないうちに始まると同高官は予測。台湾は中国との協議をさらに急ぐ必要が出てくると強調した。
そのためECFAの後続協議を4年以内にまとめ、台湾の国際競争力を維持しなければならないと訴えた。
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