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台鉄・台南駅の地下化など、事業費293億元


ニュース 建設 作成日:2012年2月29日_記事番号:T00035636

台鉄・台南駅の地下化など、事業費293億元

 台南駅を含む、台南市内の台湾鉄路(台鉄)路線一部地下化の内容が決まり、対象は全長8.23キロメートル、総事業費は293億6,000万台湾元(約800億円)となった。台南駅の地下化により、同駅前後で分断されている商圏が一つに統合されることになる。来年3月に着工し、2017年完工の予定だ。25日付工商時報が伝えた。

 台南駅の地下化に当たっては、駅前の商圏と駅後方にある成功大学エリアや香格里拉台南遠東国際大飯店(シャングリ・ラ・ファーイースタン・プラザホテル台南)周辺を総合的に発展させるため、各施設を立体的に連結させ一体化を進める考え。

 交通部の計画によると、工事は台南市の北区、東区、仁徳区が対象で同市東側に偏っており、多くの住宅が移転を求められることになる。なお地下化に合わせ、新たに2駅の新設、踏切を9カ所、地下道を8本、陸橋を6基整備することなども決まっている。

 台南市は周辺環境との調和や効率を念頭に、3~6月に国際的なコンサルティング会社と協力して世界からデザインコンテストを実施する予定だ。