ニュース 電子 作成日:2012年2月29日_記事番号:T00035645
宏碁(エイサー)は24日、取引先企業が開催した社内イベントで実際の経費を大幅に上回る経費の支払いを求められたとし、詐欺の疑いがあるとして、フランス捜査当局に告訴したことを明らかにした。26日付経済日報などが伝えた。
エイサーは「会社の財務状況に影響を与えるものではないが、不当行為を容赦しない」とし、捜査当局に関連資料を提供したと説明した。しかし、問題の取引先企業の社名を含め、詳細な状況は不明だ。
これに先立ち、エイサーは2月7日、昨年3月末に同社執行長(CEO)を辞任し、9月に聯想集団(レノボ)の顧問に就任したジャンフランコ・ランチ氏が、同氏との間で取り交わした競業禁止規定に違反したとして損害賠償を求める訴えをイタリアで起こしており、関連を指摘する見方もある。
発表だけではランチ氏の移籍との関連は不明だが、社内の事件をあえて社外に発表するのは、これまでのエイサーの対応からみて異例だ。
ランチ氏は、1年間の競業禁止期限が切れる4月2日付でレノボのEMEA(欧州、中東、アフリカ)部門責任者に就任する予定になっている。
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