ニュース 電子 作成日:2012年2月29日_記事番号:T00035646
26日付経済日報が中国メディアの報道を基に報じたところによると、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富士康国際(FIH)は24日、中国・重慶市政府と世界レベルの研究開発(R&D)拠点を設ける内容の提携意向書を取り交わした。同拠点では、光電、機械、電機、デジタル画像、光メモリー、パソコン周辺機器などの分野で先端技術の研究開発を行うという。
この報道に対し台湾の鴻海広報部は、同ニュースが台湾側ではなく海外事業部からの発表のため、詳細は把握していないと述べ、新たな進ちょく状況が分かり次第発表するとしている。
現地メディアの重慶日報によると、意向書調印式には、鴻海の郭台銘総裁、重慶市の薄煕来・共産党委員会書記、黄奇帆・重慶市長らが出席した。また国営メディア、人民網などは「鴻海は、技術革新拠点を建設するという重慶市の呼び掛けに応じ、重慶に根を下ろすという約束を守った。今回の研究開発拠点設置は内陸部の産業高度化推進につながる」と評した。
鴻海は既に、ヒューレット・パッカード(HP)向けの受託生産拠点をすべて重慶に移転することを決めている。富士康の重慶拠点では昨年、▽PC80万台▽ディスプレイ400万台▽交換機50万台──が生産された。
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