ニュース 電子 作成日:2012年2月29日_記事番号:T00035649
工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)産業技術知識服務計画(ITIS)はこのほど、今年のIC産業全体の生産額(設計、製造、封止、検査を含む)は、1兆6,569億台湾元(約4兆5,300億円)で、前年比6.5%増加するとの予測を示した。28日付工商時報が伝えた。
業種別では、超薄型軽量ノートパソコン「ウルトラブック」向け製品の出荷率上昇などを受け、設計は同7%増の4,126億元、製造は同5.7%増の8,246億元まで成長すると予測した。なお、製造のうちファウンドリーが6,173億元(同7.6%増)、製造業自社製品が2,073億元(同0.5%増)の見通し。
またパッケージング・テスティング(封止・検査)の生産額は、欧州債務問題が徐々に解決に向かうことで第2四半期から景気が回復し、それぞれ2,900億元(同7.6%増)、1,297億元(同7.4%増)と見込んでいる。
ITISはまた、昨年第4四半期のIC産業生産額は、欧州債務危機や欧米での需要低下が響き、前年同期比11.1%減、前期比3.8%減の3,700億元と引き続き減少傾向にあるが、減少ペースは鈍化していると指摘。第1四半期は依然として半導体産業が振るわず3,583億元となるが、前期比3%減と減少幅は縮小するとみている。
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