ニュース 社会 作成日:2012年3月1日_記事番号:T00035653
今年はうるう年のため、昨日は4年に一度訪れる2月29日だった。内政部の統計によると、2月29日生まれは前回のうるう年までで1万6,300人余り。昨日も台湾各地の病院では多くの赤ちゃんが誕生した。ただ台湾では珍しく、大部分が自然分娩(ぶんべん)だった。出産間近の妊婦の中には「わが子の誕生日が4年に1回きりなんて」と、何とかこの日の出産を逃れたいと医師に頼む人もいたとか。わざわざ希望して帝王切開を行ったケースは少なかったようだ。
1万人にわずか7人の2月29日生まれでは、困ることも多いらしい。例えば、さまざまな手続きで個人情報を入力する際、誕生日の欄がないことがある。そのたびにいちいち手間がかかるため面倒だ。ある保険会社ではコンピューターの動作上問題が生じるといって、2月29日生まれの人を便宜上3月1日と登録している。こうしたさまざまな問題を受けて「『229』の権利を守る」ために組織された協会も存在し、会員数は9,000人を超えたという。
一方で、貴重な誕生日を祝おうと、お得なサービスもお目見えした。複合商業施設の美麗華百楽園(ミラマー・エンターテインメント・パーク、台北市)では昨日、同日生まれの人にケーキなど無料引換券が配布された。5つ星ホテル、台北晶華酒店(ザ・リージェント・タイペイ)などでは、無料でビュッフェが楽しめた上、バースデーソングまで歌ってもらえたという。それほど悪いことばかりではなさそうだ。
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