ニュース 運輸 作成日:2012年3月1日_記事番号:T00035661
台北都市交通システム(MRT)は、新荘線・忠孝新生~古亭間が開通する今年9月に、現在古亭駅で淡水線に乗り入れている中和線(南勢角~古亭)が新荘線と結ばれ、中和線から台北駅方面へ向かう場合は乗り換えが必要となる。これにより約70万人に影響が出るとみられるが、台北市政府は発車間隔を従来の6~8分から3~4分に短縮し、同じフロアで乗り換えを可能とするなど中和線沿線住民の利便性を図る考えだ。1日付中国時報が報じた。

古亭駅は混雑度が増すことが確実だ(中央社)
これについて、頻繁に台北駅や台湾大学付属病院を利用する中和線沿線住民からは、不満の声が出ているが、一方で忠孝新生駅周辺の東区商圏に直通で行けるようになることを喜ぶ声も聞かれる。
なお、中和線と淡水線が切り離されることで台北駅の混雑緩和が期待される。台北捷運局によると、現在、1日に延べ26万人が同駅で乗り換えを行っているが、9月以降は同18万人に減少すると見込んでいる。
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