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小売業界の春節後オフシーズン、量販店があの手この手


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年3月1日_記事番号:T00035664

小売業界の春節後オフシーズン、量販店があの手この手

 春節(旧正月)連休が終わり、小売業界のオフシーズンが到来する中、カルフール(家楽福)や愛買(aマート)など大手量販店は、値引きのほか、人気キャラクターグッズ配布や豪華景品が当たる抽せんなどさまざまな集客作戦を展開している。1日付自由時報が伝えた。

 カルフールでは2月から、人気ゲームキャラクター「アングリーバード」のマグカップを一定の消費金額に応じてプレゼントするキャンペーンを始めたところ人気を呼び、たちまち売り上げが10%伸びたという。また、2月29日〜3月27日の週年慶(創業祭)セールでは、高級車「ミニクーパー」(138万台湾元=約380万円相当)が当たる抽せんも展開する。野菜や果物など食料品や生活用品では「買一送一(1個購入でもう1個が無料)」を実施する。

 遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下の愛買は、900万人の会員を擁し、幅広い販売網で使用できる「ハッピーゴー・カード」を活用している。3月1日までの9日間で同カード提示による商品割引や同カードの収集ポイントに応じた「ハローキティ」グッズ贈呈などのキャンペーンを通じ、20%の業績成長を狙う。また2日からは収納ボックスの100~300元特売などを実施する。