ニュース 石油・化学 作成日:2012年3月1日_記事番号:T00035666
台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台プラ)をはじめとするアジアのエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)メーカー6社は、3月から一斉に定期検査に入る。これに先立ち、インドや中国の川下メーカーが在庫確保に動き、EVA価格は3月渡し分が1トン当たり2,050米ドルを超え、半月前と比べ8%近く上昇した。業界関係者は5月まで高値が続くとみている。1日付経済日報が伝えた。
台プラ、台聚集団(USI)、亜洲聚合(アジア・ポリマー)の3社は既に3月分の受注を締め切り、今月中旬の受注再開時には相場は一段高が見込まれる。
台プラ幹部によると、EVAメーカー6社の定期検査で、60万トンの減産が見込まれる。このうち、台プラは圧力容器開放検査に合わせ、年産24万トンのEVA生産ラインが3~4週間操業を中止する。このほか、東ソーや韓国のサムスントタル、ハンファケミカルなども相次いで定期検査に入る。
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