ニュース 電子 作成日:2012年3月1日_記事番号:T00035671
中華電信の石木標・副総経理は29日、台湾全土の高速道路全線で第3世代(3G)移動通信の通信容量を増やし、1年以内に通話中断などがないスムーズな通信環境を実現する方針を明らかにした。さらに、通信キャリア5社が協力し、2年以内に台湾高速鉄路(高鉄)全線で3G通信が快適に使えるようにする計画だ。1日付工商時報が伝えた。
中華電信は今年、基地局4,000カ所の増設を見込む。都市部にデータ転送速度21.1Mbps(メガビット毎秒)対応の高速通信規格「HSPA+」を採用した基地局を設けるほか、高速道路沿線で、混雑時間帯の通話中断などを緩和するため、転送速度1.8~7.2Mbpsの旧型基地局を高速化する。7.2~14.4Mbpsの基地局についても、42Mbpsまで高速化を図る。
台湾大哥大(タイワン・モバイル)と遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)もそれぞれ、年内に基地局1,000カ所の増設を計画している。
通信キャリア大手3社の移動通信ネットワークへの投資額は、中華電信が57億台湾元(約157億円)以上、台湾大哥大が58億元、遠伝電信が68億元と見込まれ、3社合計で183億元を超える見通しだ。
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