ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年3月1日_記事番号:T00035673
日産自動車の台湾総代理店、裕隆日産汽車は29日、3月から小型車「リヴィナ」を1万台湾元(約2万7,600円)値上げするほかは、当面値上げを実施しないと発表した。今年、シェア13.5%獲得を目標とする同社は、トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車が先ごろ、台湾初の現地生産ハイブリッド車(HV)「カムリ・ハイブリッド」を、市場予測を20万元下回る価格で発売したことや、その他現地生産車でも当面値上げする見込みがないことから、従来の値上げ計画を凍結するしかなかったようだ。1日付工商時報が伝えた。

長引く円高や原材料価格上昇で自動車各社は、春節(旧正月)以降、相次いで値上げを発表しているが、裕隆日産は2月中に予定していた値上げ発表を遅らせていた。
李振成・裕隆日産協理は、まずは社内でコスト削減に努めて円高や原材料価格上昇の影響を吸収し、市場動向の観察を続けると説明した。
裕隆日産は同日、カムリ・ハイブリッドと競合するとみられる排気量2,500ccの大型セダン「ティアナ」入門車種(93万9,000元)を6万元値下げすることも発表した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722