ニュース 電子 作成日:2012年3月1日_記事番号:T00035675
1日付電子時報によると、発光ダイオード(LED)チップメーカーの一部では第1四半期に需要が徐々に高まったことで生産ライン稼働率が約90%まで上昇しているもようだ。今年はテレビ用バックライトへのLED浸透率が70%に上昇すると見込まれる中、台湾LEDメーカーの受注は韓国、中国メーカーを上回る勢いで増えており、第2四半期にはフル稼働が見込まれる。また受注見通しは6月まで立っているほか、9月まで市況を楽観できるとの声も聞かれる。
市場の統計によると、LEDチップは昨年末に30%の供給過剰だったが、今年第1四半期には19%に低下、第2四半期には16%となる見通しで、需給バランスが徐々に正常を取り戻している。主に大型バックライト向け需要が回復していることが要因だ。
ただ、LEDチップの平均販売価格(ASP)下落は緩やかになったものの、利幅は依然小さく、業績への圧力は存在する。また液晶テレビ新製品の発売により、LEDチップの規格が向上しているため、旧型製品向けの在庫問題も未解決となっている。
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