ニュース その他分野 作成日:2012年3月2日_記事番号:T00035683
経済部国際貿易局(国貿局)の卓士昭局長は1日、中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の後続協議の中で、物品貿易協議は2年以内の調印を目指す考えを明らかにした。物品貿易は中国側も1回で協議をまとめたい意向だという。アーリーハーベスト(早期の実施・解決項目)の対象外である残り約5,000品目に関して今後、合意の得やすい品目から協議を進める。2日付経済日報が伝えた。

卓士昭・国貿局局長(左)は物品貿易協議などの早期調印について、陳沖行政院長から指示があったと語った(1日=中央社)
ECFAの後続協議の調印時期をめぐっては国民党のシンクタンク、国家政策研究基金会が2月、「2年以内に完成させ、関税引き下げは10年以内に終える」との目標を示していた。台湾の政府関係者で物品貿易協議を2年以内に調印するとの方針を表明したのは卓局長が初めて。
なお、中台間の物品貿易協議は今月から始まる予定だが、卓局長は具体的な日程や開催地は「交渉中で公表できない」とした。
現在、中台間ではサービス貿易協議をめぐって積極的な話し合いが続いている。卓局長は台湾側に有益であることを前提に、高等教育での交流を含むあらゆる分野でのサービス開放を検討すると説明した。
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