ニュース その他分野 作成日:2012年3月2日_記事番号:T00035684
経済部が1日発表した、東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国における台湾製品のシェアに関する統計(2011年1~10月)によると、ベトナムでのシェアが8.3%と最も高かったものの、07年の11.4%から年々縮小していることが明らかとなった。2日付工商時報が報じた。

ベトナムでのシェアが縮小している原因について黄吉実・経済部統計長は、中国が近年西北部などの内陸部市場開拓のために優遇措置や行政協力を進めていることから、ベトナムに進出していた台湾企業の多くが同国への投資を減らし、中国市場に回しているためと分析した。
その他のASEAN主要国での台湾製品シェアは高い順に、▽フィリピン、7.0%▽シンガポール、5.8%▽マレーシア、4.8%▽インドネシア、2.4%──。
なお、昨年の台湾の輸出全体に占めるASEAN主要6カ国向けの割合は16.5%で、過去最高を記録した。ただ、同6カ国における台湾製品の平均シェアは4.9%で、中国製の13.2%、日本製の11.3%、米国製の6.2%、韓国製の6.1%を下回った。
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