ニュース 運輸 作成日:2012年3月2日_記事番号:T00035689
交通部は1日、台北・松山空港~ソウル・金浦空港を結ぶ定期直航便の運航権について、台湾側航空会社では長栄航空(エバー航空)と中華航空(チャイナエアライン)の2社に割り当てることを正式決定し、同便が4月に就航する見通しとなった。エバー航空が週4便、中華航空が週3便を運航する。航空券の価格は当面、桃園国際空港~仁川国際空港とほぼ同水準とみられるが、桃園~仁川は将来は少なくとも2割ほど安くなり、最低で5,000台湾元(約1万3,800円)を割り込む可能性があると旅行業者はみている。2日付中国時報が伝えた。

決定では松山~金浦は乗客定員200人以下の小型機となる。同時に、桃園~仁川では中華航空が座席数を週600席、エバー航空が週400席それぞれ増やせることになった。
現在、桃園~仁川の正規運賃は1万2,000元だが、インターネット上の格安料金では海外の航空会社により最低5,800元(税抜き)で販売されている。いずれも都心部にある松山、金浦の両空港を利用すればさらに便利になるため競争が激しくなり、桃園~仁川はさらに値下がりすると予測されている。
なお、松山~金浦の価格についてエバー航空は、当面は桃園~仁川と同じとするが、中華航空は高めに設定する予定だ。
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