ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

富邦の廈門銀出資、金管会が検討姿勢


ニュース 金融 作成日:2007年11月6日_記事番号:T00003569

富邦の廈門銀出資、金管会が検討姿勢

 
 富邦金融控股が香港富邦銀行を通じ、中国の廈門商業銀行に20%に当たる5億人民元(約76億円)を出資することで合意したと報じられたことについて、胡勝正・行政院金融監督管理委員会(金管会)主任委員は5日、「直接出資ではなく、経営権も持たないため、両岸人民関係条例の規定に合うか否か、法令について解釈を行う余地がある。同条例で銀行による大陸(中国)投資は禁じられているが、出資が禁止の範囲内に入るかどうかはグレーゾーンにある」と発言した。

 金管会はこれまで富邦による廈門商銀への出資について、「非合法」と指摘してきた。胡主任委員は「賛成」とは発言しなかったが、富邦の出資が認められれば域内銀としては初のケースで、銀行業界の中国投資の規制緩和の端緒になる可能性がある。6日付経済日報が報じた。