ニュース 農林水産 作成日:2012年3月2日_記事番号:T00035690
今月4日から3日間台湾を訪れる予定だった米商務省のフランシスコ・サンチェス国際貿易担当次官が突然、訪台をキャンセルした。米国在台協会(AIT)は1日、「予見し得なかった事態が起きたため」と説明しているが、同日AITは、台湾側が成長促進剤のラクトパミンを使用した米国産牛肉の輸入を全く認めていないことに対して「非科学的な理由」と批判する文章を発表しており、同次官の訪台キャンセルは米国側による抗議の一環とみられる。2日付中国時報が伝えた。
同次官の訪台は外交部が先週正式に発表したもので、台湾を訪れる米商務省関係者としてはここ10年で最高位の高官だったため、「米国が台湾との通商関係を重視していることの表れ」と歓迎していた。
キャンセルの理由は牛肉問題が原因かについてAITの報道官はコメントを避けた。一方、台湾外交部の楊進添部長は、同次官の訪台の目的は牛肉問題を話し合うことではなく、訪問自体を取り消したわけではないと強調した。
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