ニュース その他製造 作成日:2012年3月2日_記事番号:T00035693
HSBCが1日発表した2月の台湾・製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.7で、昨年5月以降9カ月ぶりに上昇した。50を上回ると「景気拡大」、下回ると「景気後退」を示唆するとされる。1月は48.9だった。2日付経済日報が報じた。
HSBCの郭浩庄・大中華圏経済アナリストは、春節(旧正月)連休後、内外の需要が高まり台湾製造業の生産ペースが回復、季節調整後の新規受注指数が前月より7ポイント近く上昇したと指摘した。このほか、中国や欧米などへの新規輸出量も増加した。
ただ、生産量は増加したものの、一部メーカーの出荷量が減少したことから、PMI指数を構成する「製品在庫」は増加した。
今後の見通しについて郭アナリストは、「現在は春節連休効果が続いている上、米国や中国市場の回復状況も依然不安定なことから、再び景気後退となる恐れもある」との見方を示した。
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