ニュース 食品 作成日:2012年3月2日_記事番号:T00035697
中華民国消費者文教基金会(消基会)が1日発表した「民生品価格調査」で、即席めんがここ2年間で平均15.83%値上がりしたことが分かった。2日付中国時報などが伝えた。
同調査は2010~11年の2年間に毎月、同一のスーパーまたは小売店に調査員が出向き、同一製品の販売価格を記録して平均値上げ幅を算出したもの。即席めんのほか、鶏卵、小麦粉、食用油、シャンプーの5大民生品について調査が行われた。即席めん以外の値上げ幅は、▽鶏卵、8.44%▽小麦粉、6.33%▽食用油、6.08%▽シャンプー、5.89%──だった。
消基会は、即席めんが原材料の小麦粉の値上げ幅を大幅に上回っていることに疑問を呈し、政府に物価抑制策を要請する意向を示した。一部の即席めんで25%の値上げ幅を記録した食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)は、小麦粉やパーム油などの原材料のほか、パッケージ材料の価格上昇が響いたと説明した。
また、財政部が3度にわたり輸入関税引き下げ措置を取った粉ミルクの昨年の販売価格が、前年比で平均3.47%上昇したことも分かった。
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