ニュース 電子 作成日:2012年3月2日_記事番号:T00035705
台湾ヒューレット・パッカード(HP)の周信宏・個人系統事業群総経理は、低価格ノートパソコン(ネットブック)の新製品を今後投入することはないと語った。一方で今年は超薄型軽量ノートPC、ウルトラブックに重心を移し、第2四半期に新製品を発売して販売構成比を2割まで引き上げる目標を掲げる。2日付蘋果日報が報じた。

市場調査機関IDCの統計によると、ネットブックの2011年市場規模は2,826万台で前年比2割以上縮小した。今年はインテルが2,500万台以上と予測しているが、ノートPCメーカーは多くても2,000万台と悲観的だ。同製品はデルが昨年撤退を宣言したのに続き、聯想集団(レノボ)も近く販売を打ち切るようだ。サムスン電子も年内に撤退するとの観測が出ている。
一方、ネットブック市場首位の宏碁(エイサー)は、インドネシア、インド、タイなど新興市場の教育現場向けを好感し、同業他社より積極的な姿勢を示している。2位の華碩電脳(ASUS)は、マイクロソフトの次期OS(基本ソフト)「Windows 8」発売後にタッチパネル搭載の新機種を投入する予定だ。同社は今年のネットブック出荷を前年比18%減の400万台と見込む。
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