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NBAリン・フィーバー続く、チーム公認Tシャツにファン殺到


ニュース 社会 作成日:2012年3月3日_記事番号:T00035708

NBAリン・フィーバー続く、チーム公認Tシャツにファン殺到

 米プロバスケットボールリーグNBA初の台湾系選手、ジェレミー・リン(23・林書豪)の大活躍を受け、スポーツブランド、アディダスが同選手のユニフォームをデザインしたTシャツを発売したところ、ファンが殺到し、売り切れ続出の人気となっている。


「朝から並んだかいがあった!」Tシャツを手にした若い女性は大喜びだった(2日=中央社)

 アディダスは同選手が所属するニューヨーク・ニックスからライセンスを取得し、リン選手の背番号17が入ったホーム用ユニフォーム(白)を基調としたTシャツを発売したところ、あっという間に1,000着以上が売り切れた。

 さらに2日には、アウェイ用ユニフォームの青を基調とし、胸部分に「リン旋風」を意味する「LINSANITY」の文字とニックスのワッペンをデザインしたTシャツを新たに発売すると、さらに多くのファンを引き付けることになった。

 新入荷の白Tシャツと新発売の青Tシャツは2日午後2時から、全土のアディダスショップで同時発売となったが、青色版を最も多くそろえた台北駅北側の複合商業施設「京站時尚広場(Qスクエア)」内の店舗でも行列ができ、約1時間半ですべて売り切れた。行列の先頭は午前6時から並んだ女子大生で、「彼氏にプレゼントする」と喜びの声。

 アディダスは今月中旬にも新商品を追加する予定で、3タイプ合わせて約1万着、計1,000万元の売り上げを見込む。

 ナイキも先週、「Linsanity」のロゴ入りTシャツを発売したが、2,000着がすべて売り切れた。きょう全土で新たに1,000着を追加販売する。

 このほか、リン選手の大活躍を見ようと、ニックスの試合を独占中継する中華電信のMOD(マルチメディア・オンデマンド)サービスに申し込みが殺到しており、2万人が順番待ちの状況となっている。

 「リン・フィーバー」は今後も各所に恩恵をもたらしそうだ。