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台塑董事長、来年の業績を楽観視


ニュース 石油・化学 作成日:2007年11月6日_記事番号:T00003571

台塑董事長、来年の業績を楽観視


 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)の李志村董事長は5日、グループ各社の1~9月期の業績が予想を上回る好調を示したのに続き、来年も今年を上回る収益を確保できるとの楽観的な見通しを明らかにした。6日付工商時報が伝えた。

 李董事長は、「新興市場の需要が堅調で、中国市場も黒字転換を果たす見通しのほか、3カ所目のナフサプラントの操業効果もあって、来年の収益は今年を上回る」と述べた。

 同社は、来年の売上高が2,000億台湾元(約7,050億円)の大台を初めて突破し、純利益は550億元に達すると予測している。

 李董事長は新興市場の現状について、「昨年から中国市場が急速に伸び、その他の国も経済発展を重視し始めた。政府と民間がともに動き出し、石油化学原料に対する需要が大きく伸びている」と分析した。また、イラン、サウジアラビアのエチレン増産も予定より遅れており、市場には影響がないとの認識を示した。