ニュース 電子 作成日:2012年3月3日_記事番号:T00035726
ネットワーク機器大手、友訊科技(D−Link)の陳睿緒総経理は2日に開催した業績説明会で、今年はクラウドコンピューティング向け製品を中心として投資を上半期に投資を拡大し、通年の研究開発(R&D)費を50%増やすと語った。金額は3億台湾元(約8億3,000万円)を超える見通しだ。3日付蘋果日報が報じた。

D−Linkは昨年、クラウドルーター、クラウド型家庭用監視カメラ、クラウド型ネットワークビデオレコーダーといった製品を相次いで投入、他社との差別化によるシェア拡大を図っているほか、セキュリティー業界への参入も進めている。
なお、D−Linkの昨年第4四半期売上高は81億3,200万元、純利益2億1,500万元と、欧州債務危機により市場に模様眺め気運がまん延した影響で減収、減益となった。今年第1四半期も減収が予想されるが、利益は横ばい維持を目指す。
また今後について陳総経理は、「新製品の相次ぐ投入により、下半期は上半期より良くなる」と楽観見通しを示した。
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