ニュース 運輸 作成日:2012年3月5日_記事番号:T00035739
台湾鉄路(台鉄)の花蓮〜台東を結ぶ花東線(全線155キロメートル)の電化複線化工事で、全長5,300メートルで同区間最長のトンネルとなる山里トンネル(山里〜台東)が開通し、4日現地で記念式典が行われた。毛治国交通部長は、工事完了後の来年末、台北〜台東の所要時間は3時間半に短縮するとの見通しを示した。5日付聯合報が報じた。

式典で毛交通部長(左)は、先住民の司祭とともに交通安全を祈願した(4日=中央社)
なお、台鉄では、花東線の電化複線化後、途中停車駅が松山、花蓮のみの特急列車を運行する計画で、台北から最速3時間15分以内で台東に到着するとしている。
将来的には、台北と宜蘭を結ぶ直線鉄道の開通、南回り線の電化実現によって、台北からは台東へは、東回りでも西回りでも3時間で行けるようになる見通しだ。
台北〜台東は現在、航空路線でピーク時の搭乗率が9割を超えており、台東地域の住民は交通手段の改善を強く望んでいる。毛交通部長は、同路線の増便に向けて航空会社と協議を行うよう、民用航空局に指示したことも明らかにした。
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