ニュース 運輸 作成日:2012年3月5日_記事番号:T00035741
5日付経済日報が政府関係者の話を基に報じたところによると、交通部は今年、少なくとも5カ国および地域と航空自由化(オープンスカイ)協定締結に向けた協議を行う方針だ。協議の対象は主に欧州各国とされる。中台直航便の就航により年々中国からの旅行者が増える中、他国からの乗り継ぎの利便性を高めて、台湾を香港に代わる中国大陸への入り口としたい考えだ。
政府関係者によると、現在中国は台湾に対し41カ所の空港を開放しており、香港に対する40カ所を上回る。しかし中台路線が週558便に対し、世界各国との充実したネットワークを持つ香港は週800便と、中国客および海外の旅客にとって最重要乗り継ぎ拠点となっている。
今後、台湾が乗り継ぎ拠点としての機能を強化するには、中台路線のさらなる増便のほか、国際線を引き続き開拓する必要があるとして、他国とのオープンスカイ協定締結の重要性を指摘。「既に交渉は始まっているが双方が正式に公表するまでは明らかにできない」とした上で、「5月には良いニュースがある」と語った。
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