ニュース 石油・化学 作成日:2012年3月5日_記事番号:T00035749
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の2月売上高は前月比7.4%増の1,320億6,200万元(約3,700億円)だった。原油価格の上昇や春節(旧正月)があった1月に比べ稼働日が多かったことが増収につながった。4日付工商時報などが報じた。

増収幅が最大だったのは台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)で、前月比21.28%増の162億4,400万元だった。林健男総経理は世界の製造業の回復の兆しや塗料の需要期入りなどで、ポリ塩化ビニル(PVC)などの価格上昇が見込めると第2四半期景気に楽観的な見通しを示した。
台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)は同13.02%増の273億9,200万元で、過去2番目に高かった。ただ洪福源総経理は中国の需要回復が予想以下だとして、慎重な見方に転じた。
南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)は同11.13%増の164億7,100万元だった。台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は同1.97%増の719億5,500万元だった。
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