ニュース 金融 作成日:2012年3月6日_記事番号:T00035769
米クレジットカード大手、アメリカン・エキスプレス(アメックス)は、台湾法人で17億6,000万台湾元の増資を行い、資本金を22億元(約60億円)に拡充する。既に経済部、行政院金融監督管理委員会(金管会)の同意を得ており、増資後は資本金で台湾最大のクレジットカード専門会社となる。6日付経済日報が伝えた。
アメックスは台湾でカード発行のほか、加盟店管理(アクワイアリング)業務を行っている。加盟店管理業務分野では、中国信託商業銀行、聯合信用卡処理中心(NCCC)と並ぶ業界トップ3に入る。
中台の金融交流が進む中、台湾企業の中ではネット販売で中国からの収入を上げようとする動きがあり、アメックスは加盟店管理分野の成長を見込んでいるとみられる。
このほか、アメックスは高所得者向けのプレミアムカードを主力としており、台湾でプレミアムカード業務の強化も狙っているとみられる。
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