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ステーキの王品集団、東南アジア進出に意欲


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年3月6日_記事番号:T00035772

ステーキの王品集団、東南アジア進出に意欲

 「王品台塑牛排」や「西堤牛排」などのブランドでステーキ店を展開する王品集団(ワン・グループ)は6日に台湾証券取引所に上場するのを機に、海外でのフランチャイズ事業に参入する計画だ。初期はタイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、マレーシアなど東南アジアへの進出を目指す。6日付経済日報が伝えた。
同社の系列ブランドのうち、和風創作料理の陶板屋は、既にタイ外食大手、OISHI(オイシ)グループの創業者、タン・パーサコンティー氏が設立したマイタン社と提携し、バンコク市内に出店している。2号店も年内に開店予定だ。

 このほか、東南アジア各国からも出店の引き合いがあり、年内にも具体化する見通しだ。同社は提携相手について、現地外食業界で3位以内の上場企業を条件としている。

 王品集団は現在、台湾で178店舗、中国で44店舗を展開し、2020年に中台双方で1,000店舗を目指す「黄金の10年計画」を推進している。年内には台湾で244店舗、中国で71店舗の合計315店舗を目指す。