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台聚集団の主要4社、2月25%増収


ニュース 石油・化学 作成日:2012年3月6日_記事番号:T00035774

台聚集団の主要4社、2月25%増収

 台聚集団(USIグループ)主要4社は2月、ポリエチレン(PE)やエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)など製品価格の引き上げ、および需要の高まりにより、合計で前月比25.7%の増収となった。

 各社の売上高は、▽台湾聚合化学品(USI)、10億4,700万台湾元(約29億円・22.17%増)▽台達化学工業(TTC)、8億9,000万元(18.67%増)▽華夏海湾塑膠(チャイナ・ゼネラル・プラスチック)、7億8,400万元(33.33%増)▽亜洲聚合(アジア・ポリマー)、4億9,300万元(36.94%増)──だった。

 中でも、ポリエチレン(PE)系列製品価格を1トン当たり平均50米ドル引き上げた亜聚は、需要増で生産ラインがフル稼働となり、増収幅が4社のうちで最大となった。3月も好調が続くとみている。

 台聚は、川上メーカーの原料コスト上昇を転嫁するため、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)を1キログラム当たり3元、EVAは同2元の値上げ行っており、今後も売上拡大に期待している。