ニュース 電子 作成日:2012年3月6日_記事番号:T00035783
米半導体大手、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はこのほど、米ファウンドリー大手、グローバル・ファウンドリーズ(GF)の持ち株8.8%を売却するとともに、28ナノメートル製造プロセスによるアクセラレーテッド・プロセッシング・ユニット(APU)の生産をGFに一定期間、独占発注するとした契約を解除した。
6日付工商時報によると、業界関係者は一連の動きについて、AMDが2013年に出荷を始める28ナノメートル仕様のAPUの生産を、台湾積体電路製造(TSMC)に委託するための布石と受け止めている。
AMDのリード最高経営責任者(CEO)が「GFは依然として、長期的な戦略提携パートナーだ」と述べた。しかし、契約見直しの背景には、GFの28ナノメートル製造プロセス開発が、ライバルのTSMCに大きく後れを取っていることがあるとみられる。
AMDはGFとの契約見直しに際し、GFに現金4億2,500万米ドルを支払う。また、今年の生産委託に関しては、AMDが必ず一定額以上の支払いを履行するとしたテイク・オア・ペイ条項(引取担保条項)を契約に新たに盛り込んだ。
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