ニュース 農林水産 作成日:2012年3月7日_記事番号:T00035795
台南市、彰化県で発生した高病原性鳥インフルエンザはさらに感染が拡大し、彰化県竹塘郷で6日、採卵用ニワトリ120羽が死亡した。7日付蘋果日報などが伝えた。
彰化県内での鳥インフルエンザが発生は、昨年末以来3例目となる。問題の養鶏場では、6,000羽のニワトリを飼育しており、毎日3,000個余りの卵を出荷している。彰化県政府は問題の養鶏場に卵の出荷停止を指示した。ウイルスの型が先の2例と同じH5N2型かどうかは8日にも判明する。
彰化県動物防疫所は、これまでに鳥インフルエンザが発生した養鶏場3カ所から半径3キロ以内にある養鶏場約500カ所に対する監視を強化した。
相次ぐ鳥インフルエンザ発生を受け、これまでに新北市、桃園県、台南市、南投県、宜蘭県が緊急対策本部を設置した。
一方、台湾で2008年以降、H5N2型ウイルスが検出されながら、行政院農業委員会(農委会)が死亡率の低さを理由に低病原性のケースとして処理していた問題で、農委会の陳保基主任委員は7日、「過去の専門家と動植物防疫検疫局の判定を尊重しており、感染例の発表を遅らせたり、隠ぺいしたりはしていない」と述べた。
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