７日付電子時報によると、華碩電脳（ＡＳＵＳ）の第１四半期の液晶モニター出荷台数は、前期の100万台と同水準が見込まれる。
ＡＳＵＳによると、2011年末に発売した設計や動画、画像処理に強みを持つハイエンド製品が好調だ。23、24インチの冷陰極蛍光ランプ（ＣＣＦＬ）バックライト搭載製品が中心だが、第２四半期には発光ダイオード（ＬＥＤ）バックライト搭載製品や、24～27インチのハイエンド機種も発売する計画だ。今年の新製品はすべてＬＥＤバックライト搭載とする予定。
また、高画質・広視野角のＩＰＳ（横電界）方式27インチパネルを採用した「VA278Q」の発売計画もある。同製品は１月に米ラスベガスで開催された家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー（ＣＥＳ）」で発表した。
ＡＳＵＳの液晶モニター世界シェアは９位。首位はサムスン電子で、市場では宏碁（エイサー）が６位、明基電通（ＢｅｎＱ）が10位とみられている。
