ニュース 医薬 作成日:2012年3月8日_記事番号:T00035827
台湾大学医学院附設医院(台大医院)で7日、心臓血管センターの開所式が行われた。9億台湾元(約25億円)を投じて建設された同センターは、入院患者がベッド上で医師の遠隔問診を受けたり、テレビやインターネットを楽しんだりできる映像端末が設置されているのが特徴だ。来月からは患者の知り合いがスマートフォンを使って入院患者とテレビ電話でお見舞いできるアプリも導入される。8日付蘋果日報が伝えた。
ベッド数は124で、ベッド脇の映像端末は19インチのタッチスクリーンを備えており、容易に操作できる。病室は4人部屋が全民健康保険の給付対象となるが、インターネットの利用費用などは自己負担となる。
台大医院は同システムを台湾各地の分院にも普及させる計画で、林口長庚紀念医院も導入を検討している。
台大医院の王明鉅副院長は「心臓血管疾患は台湾人の死因の40%を占めるため、心臓血管センターでまず映像端末サービスの導入を決めた」と説明した。
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