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エリクソン、4G分野などで台湾企業と連携


ニュース 電子 作成日:2012年3月8日_記事番号:T00035835

エリクソン、4G分野などで台湾企業と連携

 スウェーデンの通信機器大手、エリクソンは7日、台湾での今年の事業展開について、モバイルインターネット、IPテレビ、第4世代(4G)移動通信規格LTEの相互運用性試験(IOT)センターの3分野を挙げた。いずれも台湾企業と密接に連携していく。8日付工商時報が伝えた。

 エリクソンは最近、4G分野でのサプライチェーン企業30社を発表し、LTEスマートフォンの分野で宏達国際電子(HTC)、TD−LTE、ルーター、タブレット型パソコンの分野で広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が選ばれている。
IPテレビの分野では、セットトップボックスをすべて台湾メーカーから調達している。

 エリクソンはまた、昨年9月に世界で5カ所目となるIOTセンターを台湾に設置した。同センターはLTEスマートフォンなどの性能検査を行っており、顧客は台湾企業が50%を占める。同センターは現在、エリクソン台湾法人の売上高の半分を占めている。

 エリクソンの曽詩淵・台湾地区総経理は「台湾のLTE免許発給は他国より遅いが、台湾は電子産業の主な委託生産拠点だ」と強調した。