ニュース 電子 作成日:2012年3月8日_記事番号:T00035837
8日付工商時報によると、昨年激しい価格競争を演じたマザーボードメーカー各社が、中国での人件費上昇、銅価格の高止まり、台湾元高などにより、主要材料のプリント基板(PCB)の生産コストが高まっていることから、3月中にも値上げを行うもようだ。市場では華碩電脳(ASUS)が率先し、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)、華擎科技(アスロック)、微星科技(MSI)がこれに続くとみられており、値上げ幅は3〜5%の見通しだ。
これについてASUSは、マザーボードメーカーがコスト圧力に直面していると認めた。ただ、値上げについては各地の需要に応じて決めるとした上で、販売業者が価格に敏感なためシェアに影響が出る可能性があるとして「未定」とコメントした。
一方、業界関係者によると、PCBメーカーはこれまでに顧客に値上げを要求したが、マザーボードメーカーの同意が得られなかったという。また第2四半期は新製品への移行期に当たるため需要は横ばいの見通しで、マザーボードの値上げは難しく、同期末ごろに値上げ圧力が高まるとみている。
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