ニュース 農林水産 作成日:2012年3月9日_記事番号:T00035849
彰化県などで高病原性鳥インフルエンザの感染が拡大する中、立法院で8日、行政院農業委員会(農委会)が鳥インフルエンザ発生の事実を故意に隠したのではないかと疑われる会議の録音テープが公開され、波紋を広げている。9日付中国時報が伝えた。
民進党の複数の立法委員が入手し公表した録音テープは、彰化県の養鶏場で発生した鳥インフルエンザに関する2月1日の専門家会議の模様を収録したもので、4日に辞任した農委会の許天来・前動植物防疫検疫局長が「判定は急がない」「トップが辞任した後で会議を開いた方がいい」などと発言しているのが録音されていた。トップとは農委会の陳武雄前主任委員を指しているとみられる。
民進党は「農委会が上から下まで公然と感染を隠していたのではないか」と追及した。
これに対し、陳冲行政院は9日、実態解明の調査を指示したと発言。陳保基農委会主任委員は、10日以内に調査結果を明らかにする考えを示した。
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