ニュース 金融 作成日:2012年3月9日_記事番号:T00035854
中台の金融交流が進む中、台湾の行政院金融監督管理委員会(金管会)の陳裕璋主任委員と中国証券監督管理委員会(証監会)の郭樹清主席が5月にも北京で再会談する可能性が出てきた。9日付工商時報が伝えた。
各国・地域の証券監督当局で構成する証券監督者国際機構(IOSCO、イオスコ)は、今年5月に北京で年次総会を開くことになっており、既に金管会の李啓賢・証券先物局長の出席が決まっている。また、昨年南アフリカで開かれた同総会には陳主任委員が出席したため、今年の年次総会に出席する可能性が残されている。陳主任委員の出席が決まれば郭主席との会談が現実味を帯びる。
陳主任委員は昨年11月、中台の銀行監督管理プラットフォームに関する第2回トップ会談に際し、郭主席と初めて会談している。
IOSCO総会に合わせ、中台は事務レベルで、台湾の証券会社による中国進出、台湾側への適格外国機関投資家(QFII)資格認可(現在5社、投資枠計5億米ドル)の拡大、中国の適格国内機関投資家(QDII)による対台湾投資枠(現在5億米ドル)拡大などについて、議論が交わされる見通しだ。
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