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保険会社の中国株投資、新光人寿・中国人寿が先陣


ニュース 金融 作成日:2012年3月9日_記事番号:T00035856

保険会社の中国株投資、新光人寿・中国人寿が先陣

 台湾の保険会社による中国有価証券・債券への投資が早ければ4月にも実現する見通しで、既に中国の銀行業監督管理委員会(銀監会)および国家外匯管理局から適格外国機関投資家(QFII)資格の認可を受けている新光人寿保険と中国人寿保険が、業界の先陣を切ってそれぞれ1億米ドル規模の投資を行うとみられる。9日付蘋果日報が報じた。

 中国人寿の郭瑜玲総経理は、「大規模で安定した企業に投資する。債権への投資は多くない」と話しており、4〜5月から段階的に投資を進める考えだ。

 このほか、▽国泰人寿保険(キャセイライフ)▽富邦人寿保険▽台湾人寿保険▽三商美邦人寿保険(マスミューチャル・マーキュリーズ・ライフ)▽全球人寿保険(トランスグローブ・ライフ・インシュアランス)──の5社も認可を申請中で、上半期中にQFII資格が取得できる見通しだ。

 7社による今年の中国株への投資は計200億台湾元(約560億円)に上るとみられる。