ニュース 商業・サービス 作成日:2012年3月9日_記事番号:T00035858
不動産事業を主力とする潤泰創新国際(ルエンテックス・デベロップメント)の簡滄圳総経理は8日、自社開発物件で商業施設を運営するため、社内に商業施設事業部を設置し、台湾鉄路(台鉄)の松山駅に面積3,000坪の店舗を年末にもオープンすることを明らかにした。9日付経済日報が報じた。
同社は今年、BOT(建設・運営・譲渡)方式で、台鉄松山駅、南港駅の再開発事業に着手する。投資額は120億台湾元(約330億円)を見込む。松山駅には50億元、南港駅には70億元が投資され、全面完成はそれぞれ2013年末、14年を見込む。
松山駅再開発では、既に国賓大飯店(アンバサダー・ホテル)系列のホテル「amba(アンバ)」の進出が決まっている。南港駅に関しても、ホテル業界との進出交渉が大詰めを迎えているという。
潤泰集団の流通事業としては、中台での大潤発(RTマート)の展開が知られるが、潤泰創新は日本でいわゆる「駅ナカ」店舗が成功していることに着目し、簡総経理肝いりで、鉄道駅での商業施設運営に参入を決めた。
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