ニュース 機械 作成日:2012年3月9日_記事番号:T00035860
台湾区機器工業同業公会(TAMI)の統計資料によると、今年1~2月の機械輸出額は前年同期比4.1%増の30億1,160万米ドル、台湾元換算では、対米ドル台湾元安が進んだことから同6.5%増の900億台湾元(約2,500億円)となり、年伸び幅で鉄鋼など他の輸出産業を抜いて初めて首位となった。2月単月では前年同月比19.1%増の442億元だった。9日付工商時報が報じた。

仕向け先国別の1~2月輸出額は、中国(香港含む)が8億1,917万米ドルで最大となった。ただ、年成長率は18.2%減少、機械輸出額全体に占める割合は27.2%と、初めて30%を下回った。
2位は米国で4億8,549万米ドル(前年同期比18.9%増、シェアは16.1%)、3位は日本で1億9,367万米ドル(同15.3%増、同6.4%)だった。
今年の見通しについて王正青TAMI総幹事は、「市場では第1四半期は昨年末からの機械輸出好調が続き、第2四半期はタイ大洪水で損害を受けた機械の買い換えなどが見込めると予測されており、通年の機械輸出額は前年比8~10%増の230億米ドル、生産額は1兆元も期待できる」との見方を示した。
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