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ハイテク業界の求人、景気好転で1万人規模 【表】


ニュース 電子 作成日:2012年3月9日_記事番号:T00035864

ハイテク業界の求人、景気好転で1万人規模 【表】

 景気が徐々に好転していることを受け、ハイテク業界で大量求人が相次いでいる。

 9日付経済日報によると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は8日、今年上半期に2,000人を採用する方針を明らかにした。このほか、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)は5,000人、デジタルカメラ用レンズ大手の大立光電(ラーガン・プレシジョン)が600~1,000人、筐体(きょうたい)の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)が1,500人の採用を予定しており、ハイテク業界全体で求人数は1万人以上に上る見通しだ。

 このうち、TSMCは生産拡充と技術開発に投入する人材として、専門人材1,700人、技術者300人を募集する。勤務先別では、新竹科学工業園区(竹科)で1,300人、中部科学工業園区(中科)で500人、南部科学工業園区(南科)で200人となっている。

 TSMCの大量採用は、2009年に契約社員約2,000人を正社員として採用して以来となる。同社の従業員数は昨年末時点で3万4,000人となっている。

 ASEの5,000人採用計画は、中台双方の合計で、採用規模としては業界で最大となる。職種別では、エンジニアが1,500人、生産管理が250人、事務職が250人、技術作業員が3,000人となっている。