ニュース 電子 作成日:2012年3月9日_記事番号:T00035867
ノートパソコン受託メーカーの緯創資通(ウィストロン)、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)はともに2月の出荷台数が前月比2けた成長となった。業界関係者は、1月は春節(旧正月)連休で稼働日が少なかったほか、タイ大洪水によるハードディスクドライブ(HDD)供給不足や欧米市場の低迷で出荷が大きく落ち込んだが、2月はHDD不足が緩和され、景気の底を脱したとみている。9日付電子時報が報じた。
ウィストロンの2月のノートPCおよびタブレット型PC出荷台数は、前月比12.25%増の270万台、連結売上高は前月比10.61%増の569億4,400万台湾元(約1,570億円)だった。ヒューレット・パッカード(HP)や華碩電脳(ASUS)の受注増が出荷台数、売上高の2けた増に導いた。
広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の2月のノートPC出荷台数は前月比18.42%増の450万台だった。3月の出荷台数はさらに上向くとみられるが、第1四半期は前期比10~15%減と予測している。一方、2月の連結売上高は前月比10.58%減の700億1,200万元だった。低単価製品の比重が大きかったことが影響した。
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