ニュース 政治 作成日:2012年3月12日_記事番号:T00035874
中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長は10日、北京で一部台湾メディアの取材を受け、上半期中に台湾で予定されている第8回中台民間トップ会談(江陳会)は花蓮県で開催される可能性が高いと明らかにした。さらに、第9回会談では海協会と台湾側窓口機関、海峡交流基金会(海基会)による、総合的な機能を持った事務所の相互設置を議題にしたいとの意向も示した。11日付工商時報が伝えた。
陳会長は「花蓮県から何度も開催要請が寄せられている」とした上で、「開催地になれば中国人観光客が増えて地元経済の活性化に役立つだろう」と波及効果に言及した。しかし、近く完工する海基会の新しいビル(台北市大直地区)で開催するとの案もあり、まだ決まっていないと説明した。第8回トップ会談では投資保護協議(投資保護協定に相当)が調印される見通しだ。
なお、注目されている中台間の平和協定締結について陳会長は「まだ多くのことを話し合わなければならない」と慎重姿勢を示し、「中台双方が機が熟した、条件が整ったと感じたときには推進の努力をするべき」と述べた。
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