ニュース 電子 作成日:2012年3月12日_記事番号:T00035894
米ウォールストリートジャーナルによると、アップルが先週発表した、タブレット型パソコン「iPad」の最新機種は既に第1弾予約分が売り切れ、購入者の手元に届くのが予定の16日から19日に遅れるほどの人気となっている。また供給不足から世界各地への出荷も3日~3週間遅れる見通しとの報道もある。「サプライズが少ない」との否定的な意見も出ていた同製品だが、消費者の反応は良好なようで台湾のサプライチェーンにとっても朗報となっている。12日付工商時報が報じた。

アップルは新iPadの予約状況を公表していないが、同社スポークスパーソンは「消費者の反応は『爆発的』」とコメントしている。また投資銀行、パイパー・ジャフレイの著名アナリスト、ジーン・マンスター氏などは同製品の第1四半期販売台数が900万台に達すると予測している。
新iPadはデジタルカメラが500万画素にグレードアップしたことから、同製品にレンズを供給する大立光電(ラーガン・プレシジョン)、玉晶光電(ジニアス・エレクトリック・オプティカル)と、バッテリー容量が60~70%増加したことにより、バッテリーモジュールの新普科技(シンプロ・テクノロジー)、順達科技(ダイナパック)が最大の恩恵を受けると証券会社は指摘している。また同製品にはディスプレイポートの高速インターフェースが新設されたことから、IC設計の譜瑞科技(パレード)、安恩科技(IML)も恩恵が見込めるという。
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